前回より続く
そうしたら、お客さんの一人が「私、国後(くなしり)に行ったことがあるの。」とおっしゃった。ふうん、随分変わったところに行く機会のあった人なのねえ、と思っていた。
その話をエストニアの友人に話すと「その人、スパイだったかもね。」
え、?
「エストニアがロシアの支配下にあった時、団体旅行には、必ずK G B
がついていたんだ。 だから、ツアーのメンバーと歓談しながら、みんな誰がスパイなんだろう、って 心の中で探っていたんだよ。」
わあ、、、本当? 映画の世界が ここでは 本当だったんだ。。
改めて 世界の面白さを知った感じがした。
いろいろな国いろいろな 面白いお話
どうりで、と
あとで気がついたのは、 エストニアの人たちは
初めてあった初日は、なかなか慎重で あまり笑顔も見せなく、言葉も少ない。
そして数日共に過ごし、
ある時に堰を切ったように質問の嵐になる。
その質問も深くて面白い内容だ。
深く日本を観察した後、「まりだったらお話しても大丈夫みたいだ。。」とお墨付き(笑)をいただき、いろいろなことを聞いてくる。
そして、心から 日本を愛してくださる。
この不思議な暖かさが私は大好き。
その国の文化は歴史や環境で 作られていく。
今、
大好きなエストニアの友達と また会えるのを心から楽しみにしている。
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